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7月、炎天下の城下町が大賑わい

by まちづくりたけた株式会社

 皆さまいかがお過ごしですか?
この時期は無性に焼き芋が食べたくなる、アグルスタッフの河野(こうの)です。

 さて今回は、7月の城下町を舞台に行なわれた2つのイベントについてご紹介します。

7月22日(土)城下町竹田でお散歩寫眞教室

 この日は、写真家の鹿野貴司先生をお招きして『城下町竹田でお散歩寫眞教室』が開催されました。
 主催の『たけたOSANPHOTO(おさんぽと)クラブ』代表は、隔週で来竹しているタウンマネージャーの伊藤大海さん。今回の教室は、プロの写真家である鹿野先生と、まちづくりの専門家である伊藤さんがそれぞれの得意分野を活かし、写真教室とまち歩きをミックスした内容となりました。

▲鹿野貴司先生(左)と伊藤大海さん(右)


 当日アグルは会議室を会場として提供するとともに、運営スタッフとして3名が参加しました。ご参加くださった15名の方は、大分県内のみならず、福岡県、熊本県、そして東京都、神奈川県と様々な場所から竹田の城下町へいらっしゃいました。
 遥々お越しいただいたとあって、レクチャーを受ける皆さんの目は真剣そのものです。

 鹿野先生によるレクチャーの後、城下町に繰り出した一行は、通常の3倍くらいの時間をかけて 撮影をしながら『瀧廉太郎記念館』へ向かいました。時折 地元の方とのコミュニケーションも交えながら、じっくり、ゆっくり、道中を楽しみます。

▲何気ない水路も被写体に


 はじめに、竹田に来たら外せない、明治を代表する作曲家の生家『瀧廉太郎記念館』を訪れました。限られた滞在時間ではありましたが、皆さんの被写体選びに個性が光ります。
 昼食は、元銭湯のアートスペースカフェ『大蔵清水湯』で手打ちうどんのセットをいただきます。湯船を活用した座席や鏡の並んだタイルの壁など、銭湯時代の名残をカメラに収めようと大撮影会になりました。
 その後に訪れたのは、大分県で最も歴史のある和菓子屋『但馬屋老舗』。焼きたての『三笠野』とお茶のセットを味わいます。焼きたてならではのさくっとした食感や香ばしい匂いに満たされながら、情緒ある店内でほっと一息つきました。

 後半の自由行動ではいくつかのグループに分かれ、『武家屋敷通り』や旧写真館の建物などをそれぞれ巡り、みなさん思い思いにシャッターを切っていました。

 全員がアグルに戻り、提出する写真を3枚選んだところで鹿野先生の講評に移ります。先生はひとりひとりの作品をスクリーンに映しながら 「もっとこうすると印象が変わりますよ」と細やかなアドバイスをしてくださいました。カメラ初心者の筆者・河野も写真を提出し、講評していただいたところ、

▲この写真には、「ピントの合った部分を増やし、ぼかす範囲をもっと少なくすると良いですよ」アドバイスをいただきました。助言が具体的なので、早く次の作品が撮りたくなります!

 作品の中には、鹿野先生が「プロの自分でも気付かなかった視点で撮られていて、何だか悔しい!」と思わず称える秀作も。参加者同士でもそれぞれの良さや課題を確認し合えたことで気づきや発見が多く、より充実した学びの時間を過ごすことができました。

 

 カメラを構えファインダーを通して景色を見ることで、私たちは普段と違った角度から竹田の魅力を感じることができます。今回の教室では、私自身が見慣れてしまった風景にも きちんと立ち止まり、丁寧にシャッターを切る皆さんの姿が印象に残りました。私にとっても、城下町の良さを再確認する貴重な機会になりました。

7月23日(日)城原神社の神様が町廻り 竹田夏越祭

 7月23日(日)、城下町において『竹田夏越祭』が行なわれました。このお祭りは、『城原神社(城原八幡社)』の神様をお神輿に担いで廻ることで、城下町を疫病などから守る目的があります。

 午前中は『城原神社』から神様をお迎えし、『城原神社』のお神輿と子供お神輿が、古くから竹田市と交流のある大分市三佐地区からお越しいただいた『祭り若衆』のみなさんと共に『町廻り』を行ないました。『JR豊後竹田駅』から出発し、『広瀬神社』に向けて城下町を練り歩きます。

 この日も、前日に引き続き炎天下。お子さんからご年配の方まで参加していたため、安全管理に配慮し当初の予定時間を早めて最終地点の『広瀬神社』に向かいました。『広瀬神社』に到着すると一行は一旦解散し、午後改めて 『JR豊後竹田駅』から『城原神社』に向けて神様をお見送りしました。

 また、13:00からは『岡神社』にて『吉田神楽』が行なわれ、荒神様が現れると子どもたちがさっと物陰に隠れました。その様子に、竹田で育ったこの記事の筆者・河野も、泣いて逃げ回っていた幼少期を思い出しました。

▲荒神様が怖くて仕方なかった頃の河野。市内『くじゅう花公園』にて


 夕方から夜にかけて、『本町祭組合』と『東部神明社祭組合』が、それぞれの踊りを披露しながら城下町を巡りました。こちらは、お揃いの浴衣に身を包み出発地点の広瀬神社へ向かう一行です。

 定番の盆踊りでは、練習してきた『かぼす音頭』と『よっちょくれ』を舞いました。沖縄県の盆踊りにあたるエイサーや、軽快なJPOPの曲で踊るグループの姿もありました。城下町の夜に、賑やかな音楽が響き渡ります。

 私・河野は小学生以来の参加となりましたが、幅広い年代の方が群舞する姿に、この祭りの歴史の長さとそれを継承していこうという地域の方々の思いを感じました。

 縁あって竹田に住んでいる人たちや大分市三佐地区の方々が協力し合い、実現するお祭り。初めて参加する人にも、地域の先輩方が声を掛け合って伝統を教えます。

 これから秋が深まっていく城下町。今後のイベントからも目が離せません!


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